救命講習
4月11日(金)晴れ (32週)
今日は名古屋市消防局主催の救命講習へ。
母といっしょに乳児と小児(中学生まで)を対象とした
心肺蘇生法、AEDの取扱い方法、異物除去要領、止血法を学んだ。
参加者は8人で、私の他にも大きなお腹の妊婦さんがいた。
せっかくなので覚えたことをメモ。
<心肺蘇生法とAEDの取扱い方法>
① 小児は肩、乳児は足の裏を叩いて「大丈夫?わかる?」と呼びかける→応答なし
② 「誰か助けてください!」 (誰もいなくても大声で呼ぶ。)
「あなた、119番通報して子どもの応答がないことを伝えてください」(もしくは自分で通報。)
「あなたはAEDを持ってきてください」(「職員に聞いて」など臨機応変に。)
③ 目で呼吸確認を10秒以内でする→呼吸なし
④ 胸骨圧迫(心臓マッサージ)を10回くらい。小児なら片手で、乳児なら指2本。
⑤ 人口呼吸を2回。感染予防のシートを持ってなければしなくてもいい。(びっくり)
空気を送るのは1秒くらいで、胸が少し膨らめばよい。乳児の場合は鼻も覆う。
⑥ 胸骨圧迫を30回、人口呼吸を2回のセットをAEDが来るまで、
もしくは救急隊員が来るまで続ける。
⑦ AEDが到着したらすぐ電源を入れる。あとは音声に従う。
AEDは未就学児なら小児用モードか小児用パッドを使う。(なければ成人用でも可)
AEDは汗や水で濡れてたり貼り薬なんかがある場合はパッドを貼る部分を拭いてから、
心臓のペースメーカーがある場合はその部分を避けてパッドを貼る。
AEDが使えるのは心臓が小刻みに震えているときだけだから、
心電図を計測して「(電気)ショックは不要です」と言うこともある。(びっくり)
電源もパッドもつけっぱなしにして、「離れてください」と言われたとき以外は
胸骨圧迫を30回、人口呼吸を2回のセットを救急隊員が来るまでくり返す。
<異物除去要領>
子どもがのどに何か詰まらせたときは、咳をしてる間はできるだけ咳を続けさせる。
咳も出なくなってしまったら、119番通報して
お腹を圧迫する(これは言葉で説明が難しい)か背中を叩く。
呼吸が止まってしまったら心肺蘇生をする。
<止血法>
とりあえず出血部位を心臓より高くして、きれいな布を重ねて圧迫する。
3時間、とても疲れて、お昼ごはんにそばを食べようかと思ったけど
「がんばったからね」って言ってお寿司を食べて帰ってきた。
何もないのが一番だけど、何かあったときに役立てばいいな。